法人概要
社会福祉法人キャッチジャパン 理事長 挨拶
社会福祉法人キャッチジャパンができてから、十数年が経ちます。それ以前には、NPOキャッチジャパンという、脳障害者の訓練の会が前史にあります。
森村家に大地君と言う男の子が生まれました。ところが、すぐに「しょう紅熱」にかかり高熱をだしました。両親はどうしたら良いのか途方に暮れたのでした。
病院の処置で熱は治まったものの後遺症は残りました。動かない表情のない赤ちゃんでした。当時はリハビリもさして完備していませんでした。
両親は友人の情報で、イギリスのキャッチ療法を知りました。わらにもすがる思いで、イギリスに行ったのでした。
社会福祉法人キャッチジャパン理事長 森田修
その訓練を続ける中で、数名の日本人の方々が子供をつれてイギリスに来るのをみて、イギリスのキャッチが日本へインストラクターを送ってもいいと言ってくれました。
そこで、森村さんが伊勢崎市の地にキャッチジャパンをつくって、イギリス人を年に4回呼んで日本人の脳障害の子供たちを訓練したのでした。おかげで、大地君は立てるよう、歩けるようになったのです。大地君が成長するにしたがって、次の目標を目指して社会福祉法人キャッチジャパンをつくったのです。
最初は7人の小さな施設でしたが、今や50人にも及びます。障害者支援施設「ぶどうの木」、古民家「中澤カフェ」、グループホーム「ひかり」を運営しています。障害を持つ人たちをどうしたら社会に出せるかとやって来ました。古民家「中澤カフェ」で普通の人たちと接する機会も少しずつ増えてきました。
親亡き後、自立するためにとグループホーム「ひかり」もあります。しかし、まだまだです。障害とは何か。障害者と社会はどうあればいいのか。まだまだ課題はあります。いろいろなことを考えながら、みなさんと手をたずさえながら、これからもがんばっていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
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